お顔の皮膚には約1兆個、重さにして約500gもの皮膚常在菌が棲んでいます。その皮膚常在菌は誰一人として同じものはありません。お母さんのお腹の中にいる時は、皮膚常在菌は存在しておらず、この世に生を受けお腹の中から外に出た時、紫外線や外敵から身を守るため、皮膚常在菌がお肌に棲み始めるのです。
歳を重ねるごとに美肌菌(善玉菌)は元気を失くしてしまいます。美肌菌が元気を失くすことで、お肌も元気を失くしてしまうのです。だからと言って年齢を重ねたお肌に対して、”特別なケア”を行うのではなく『肌本来の働きを引き出し高める』ということが、とても大切で重要なことなのです。
美肌菌を元気づけ、お肌のハリと衰えを防ぐコツ
1:肌本来の働きを高める
お肌のお悩みの原因の多くは『肌本来の働き、その衰え』にあります。肌本来の働きを高めるためにも、手抜きのお手入れを推奨しています。
2:洗い過ぎない
洗顔料を用いての頻繁な洗顔や、熱いお湯での洗顔は乾燥肌を招く原因の1つです。肌が乾燥することで潤いが不足し、そこからハリ不足へと繋がってしまいます。
3:たっぷり水分補給
お水は、肌本来の働きを高めてくれます。1ℓ以上のお水を摂取し、体内からの潤い補給を。
4:十分な睡眠をとる
毎晩8時間の睡眠を心がけ、お肌の回復を促しましょう。睡眠はストレスやダメージからお肌が回復するために必要な大切な時間なのです。